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Take Me Out to the Ball Game 今週から米メジャーリーグ(MLB)レギュラーシーズンが開幕しました。今年の注目はボストン・レッドソックスの松坂大輔投手です。デビュー戦の取材に日本から数百人のメディアが陣取っているということもあるでしょう。大きな契約金が動いたということもあるでしょう。でも、期待のルーキー“Dice-K”は、アメリカのスポーツニュースでもかなり大きくカバーされています。
かく言う私は、特に野球ファンというわけでもなく、どちらかと言うとあまり野球のことはわかっていません。 何年も前に野茂選手ドジャースに「トルネード旋風」をもたらして人気の頂点にあった頃、ドジャースのホームゲームを家族で観戦に行きました。 私と息子は、ドジャードック(細長〜いホットドック)や定番のクラッカージャックを食べたり、ピーナッツ売りのおじさんが遠くにいるお客に正確に袋のピーナッツをピッチするのを見たり、買った人のお金がその列の全員の手を経て伝達ゲームのようにおじさんに手際よく支払われるのを見たりするのに忙しくて、試合そっちのけという感じでした。 中でも楽しかったのは、7回裏の前に “Take Me Out to the Ball Game” という軽快なワルツ曲を観客全員で歌う時でした。 1908年に初めてEdward Meeker という人に歌われて以来100年近く、ジーン・ケリーとフランク・シナトラ、カーリー・サイモンからグーグードールまで、色々なアーチストがこの歌をレコーディングしています。 作者のJack Norworthという人は、ある日ニューヨークの地下鉄で「今日ポログラウンド(当時のヤンキースのの本拠地)で野球があります!」という広告を見て、詞を書き、Albert Von Tilzerが曲をつけたのですが、二人とも野球を一度も見に行ったことがなかったそうです。 彼らがはじめてスタジアムで野球を観戦したのはこの歌が生まれてから20〜30年後だったということです。 オリジナル曲は、ボーイフレンドに野球を観に連れて行って欲しいとせがむ女の子の歌で、今はコーラスの部分だけが歌われています。 Take me out to the ball game, 私の訳は、 私を野球に連れて行って、 今年アメリカ在住日本人たちは、“root, root, root for Dice-K!” となるのでしょうか。日本人選手の皆さん頑張って下さいね!
アキコ・M・ウッド(2007年4月8日 ロサンゼルス)
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