銀河鉄道〜1970年代の高校生フォーク・ロックバンド
70s Japanese High School Folk Rock Band
銀河鉄道 MILKY WAY
海外移住した1970年代の高校生フォーク・ロックバンドの軌跡
1971年、15才で作詞/作曲を手がけた「遠い昔」をきっかけに結成された高校生バンド『銀河鉄道』。全国フォークコンテスト最年少優勝、プロデビュー、そして幻の2ndアルバム「ミルキーウェイ」——その軌跡を記す。

「オレ、曲作ったんだ。歌詞付けてくれないかなぁ。」幼馴染みの牧良夫(a.k.a. ヨシオ・J・マキ)にこう言われたのは1971年のある日だった。僕は牧のメロディーに合わせて生まれて初めて歌詞を書いた。そして「遠い昔」という歌が生まれた。
牧良夫・本田修二・佐藤信彦・鈴木大治郎——音楽を空気のように吸い込んだ4人の高校生が、いかにして時代を超える音楽を生み出したか。海外移住後の軌跡もあわせて辿る。
牧 良夫
Guitar, Piano, & Vocal
バンドリーダー。中学生の時にキャット・スティーブンスのコピーから独自のオリジナル曲へと進化。13歳からコンテストに挑戦し高校1年で全国大会を制した。
本田 修二
Guitar, Bass, Mandolin & Vocal
弦楽器なら何でもこなす器用さを持ち、間奏のツインリードギターはプロをも驚かせた。後にGINTE2として牧良夫と再び活動。
佐藤 信彦
Guitar, Mandolin & Vocal
高校に「ギターの天才がいる」と噂されていた逸材。好きなミュージシャンが怖いほど他のメンバーと共通しており、即座にバンドに溶け込んだ。
鈴木 大治郎
Drums, Perc., Vocal & Guitar
中学生の時にギターからドラムに転向し、半年で習得。ブルーグラスコンテスト優勝でドラムセットを入手、どこへ行くにもスティックを手放さなかった。
やがて全国大会であっさり優勝してしまったのだ。平均年齢17才の最年少のバンドだったが、その実力はダントツだった。その時の審査員で"はっぴいえんど"のディレクターの三浦光紀さんに誘われて、プロへの道を歩むことになる。
「70年代のサニーデイ・サービス」——リリースから四半世紀を経てもまったく色褪せない、はっぴいえんどチルドレン最初のバンドの音楽が、若いリスナーの手で甦った。

「懐かしさなんて微塵もない、とてつもなく新鮮な響き」——喫茶ロック委員会の田口史人はそう評した。はっぴいえんどが活動していた時期に高校生バンドとして追いかけるように活動を始めた銀河鉄道は、天性のポップ・センスと情報の吸収・咀嚼力を併せ持つ「オタクにして表現者」だった。
1stアルバム・シングル2枚・幻の2ndアルバム『ミルキーウェイ』——1975年に生まれ、26年の時を経て復刻されたすべての音源。スピンオフ・デュオ・GINTE2の作品群とあわせて辿る、銀河鉄道の全音楽的遺産。
1975年7月、1stアルバム『銀河鉄道』発売。シングル「想い出してごらん c/w 唄をひとつ」「石油ストーブ c/w ショート・ケイク」の2枚を残し、同年録音の2ndアルバム『ミルキーウェイ』は未発売のまま1976年に解散した。
その後2001年に1stアルバムが徳間ジャパンより復刻CD化、翌2002年にはMIDI, INC.より幻の2ndアルバムが初めて世に出た。リリースから四半世紀を経て、銀河鉄道の音楽はようやく若いリスナーのもとへ届いた。
GINTE2(スピンオフ・デュオ) & ソロ活動
牧良夫と本田修二によるスピンオフ・デュオ GINTE2(ギンテツ)。心に響くフォークデュオのハーモニー、銀鉄サウンドは今も健在!牧と本田の最新ソロアルバムは下記から視聴出来ます。
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