椰子の実に捨てる所無し

ヨシオさん、小生の住んでいる所もちょっと前までは広大な椰子畑の一角だったそうです。

今でもダバオ市内からちょっと外に出るとバナナ畑や椰子畑が連なってます。何しろ椰子は・・・特に椰子の実は我々にとってとっても大事なんです。

椰子の実の水はブコ・ジュースとして喉を潤し、油脂の部分からはココナツ・ミルクが絞れ料理に使われます。

そして、乾いた殻は昔から船の甲板磨きに使われ、今でもフィリピンでは木の床の手入れに使われのでスーパーなどでも売られてます。

そして、この写真。椰子の実のスミを作ってる所です。このスミはオリンと呼ばれ家で焼き物をする時にはこのスミが使われます。我々にとって“椰子”は天の恵みなのです。

ダバシュー

追伸:椰子の新芽は丁度、竹の子のように料理して食べるし、幹はココ・ランバーとして建築に使い、椰子の葉は小屋の屋根に葺かれます。捨てる所無し!