大好きな宇江佐真理さんを偲んで

言うまいと思えども時の流れは速度を上げるばかり、「あっ」という間に今年も過ぎ去ってしまいそうです。

それでも勝手なもので新しい年をまた過ごせることを前提に嘆いていられるのですから、それはありがたい、と、殊勝なことも思ったりする年の瀬です。

大好きな作家の宇江佐真理さんがお亡くなりになったのは11月のことでした。とてもショックででした。

雷桜_宇江佐真理

時代小説の面白さを教えてくれたのが宇江佐真理さんでした。それまでも徳川家康や親鸞などの歴史小説は読んでいたのですが、2004年発行の作品「雷桜」に出会いって以来時代小説の面白さにハマりました。

江戸時代を中心に捕物や武士の悲哀、庶民の情愛を描く時代小説の虜になったのです。

既刊本も後追いで読み始めました。中でも宇江佐真理さんの「髪結い伊三次捕物余話」は今でも続く人気シリーズで、その面白さは永遠に続くものだと勝手に思っていました。

髪結い伊三次捕物余話

考えるまでもなくいつか終わりが来るのが当たり前なのですが、作者の死=未完のまま終焉 であることを突きつけられるのはやはり辛いものです。

かといって別の作家が引き継次ぐのを望まないのですから、どこまでいっても勝手な心理ですねぇ。

まだ、読んでいない作品もいくつかありますので、宇江佐真理さんのご冥福を祈りつつ、馴染みの登場人物たちと正月休みを過ごすつもりです。

寅(a.k.a.林 裕之)


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