映画『WE ARE LITTLE ZOMBIES』にまつわるエトセトラ

夜中に酔い覚めの甘露水を求めて起き上がったら、LAのヨシオさんから映画鑑賞指令のメッセージが届いてました。

薄ぼんやりした頭で一読したとたん、「こりゃ観に行かにゃアカン」となぜか関西弁で即決。本日のToDoリストの筆頭に据え、もいちど眠りについたのです。

ちゃんと目覚めて読み直したメッセージを要約すると、「おととい(6/14)から日本で公開中の映画『WE ARE LITTLEZOMBIES』の音楽は、ヨシオさんのサンディエゴ在住の友人の息子、良太さんのデュオ・ユニット「LOVE SPREAD」が、サントラや劇中子供達の演奏する英語の歌のアレンジを担当。

この映画公開を心待ちにしていたのだが、アメリカでの公開がまだ未定ないので代わりに鑑賞してきておくれ」です。

そして、ヨシオさんのメッセージには悲しい続きがありました。

「息子の良太くんは去年11月にオイラが訪日中、急逝。この映画が彼の遺作となってしまいました。 良太くんが大学の時、彼のバンドが、こちら(US)のインディーズ系レコード会社との契約の引き合いがあり、オイラが契約内容の相談にのっていました。新人には破格の契約金を提示されたのですが「こんなはした金で僕の音楽は渡せない」と喝破。大した奴でした・・。フジロックにもUS招待アーティストとして出演していたし、欧米でのブレイクが期待されていた子なので残念で仕方ありません。」

LOVE SPREADのRyota、ニューヨークの自宅で急逝

映画「ウィーアーリトルゾンビーズ」音楽担当のLOVE SPREAD、デモ音源を無料配信

私も若い頃一度は音楽の世界で生きられかものきっかけを掴んだことがある者として、良太君の無念、バンドメンバーのショック、ファンの喪失感、そしてご家族の悲しみなどがぐっと身近になり、もはや他人事の心境ではいられなくなりました。

『WE ARE LITTLE ZOMBIES』のキャッチコピーは「生きてるくせに、死んでんじゃねえよ。」

重めのプロローグを抱えつつ、いざ日比谷シャンテへ昨日は梅雨寒で上着を羽織っていたのに、今日は梅雨の合間のポッカリ晴天。29℃の日比谷公園。

この映画のキャッチコピーは「生きてるくせに、死んでんじゃねえよ。」

正直前半は映画のノリについてゆけず、キャッチコピー状態のおのれと戦っていましたが、最後に本当の意味での「生きてるくせに、死んでんじゃねえよ。」が見事に明確になり、なるほど世界で評価される訳だわいと、納得の星4つです!

おじさん視点なので、映像が斬新なのかどうかの判断がイマイチつかないのが歯痒いところでしたが、映画そのものは、賛否というか「好き・嫌い」が割とはっきり分かれるんじゃないだろうかと思われます。

個人的には劇中のセリフ「孤独がデフォルト」の表現がとても新鮮でした。ヒロインの中島セナちゃんも可愛い!

それにしたって! つくづく残念!

それにしたって!つくづく残念!なのは、やはり良太さんが存命していないこと。例え映画の評価は割れたとしても、音楽は素晴らしかった!もし、彼が生きていたならば仕事のオファーは間違いなく殺到し、ミュージシャンとして、アーティストとして、ソングメーカーとしてスターになっていたでしょう。

すでに「劇中内の歌唱映像は、再生回数が190万回(5/27現在)を記録」が物語っています。

本当に残念・・・・

良太さんのご冥福をお祈り申し上げます。

寅(a.k.a.植物油研究家/林 裕之)


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