”法衣を纏ったボブ・ディラン” 善念さんの「君は僕の菩薩だぜ」レコ発ライブ

宗教ギョーカイの保守層のみなさんが眉根を寄せる素晴らしいアルバム「君は僕の菩薩だぜ」

5/27は坊主バンドの一員の善念さんのソロアルバム発売記念ライブがありました。場所は、いつもGINTE2やNCM2のライブでお世話になっている下北沢の老舗ライブハウス ラ・カーニャです。

今回初ソロアルバム「君は僕の菩薩だぜ」をリリースした善念さんは浄土真宗の現役僧侶。アルバム・プロデュースはクリスチャンのヨシオさん(ヨシオ・J・マキ)、編曲と演奏でカソリックのダバシューさん(ダバシュー・本田)も参加と、仏教とキリスト教の垣根をぴょんと飛び越えた秀作です。

それぞれの宗教ギョーカイの保守層のみなさんが眉根を寄せる素晴らしいアルバムに仕上がりました。

一方、これといった信仰のない僕は、来日できないヨシオさんの名代として、このレコ発ライブのお手伝い。といってもできるのはいつもの受付です。

前日までにチケット完売の会場は超満員、9割が女性だったのに少しびっくり。この日はフランスのテレビ取材もあり、そのフランス人カメラマンが女性の多さに張り切ったのか、縦横無尽に撮影、インタビューと精力的に動き回り、はては打ち上げは通訳を帰して単独参加、日本酒を堪能しながら若い女性たちと盛り上がっていました。

そのライブですが、現役の僧侶を中心に結成された坊主バンドは宗派を超えた明るく楽しい集団で、ライブパフォーマンスはすでに定評を得ており、MCの巧みさで爆笑あり、説法あり、禁断の業界暴露話あり、などなど盛り沢山。もちろん歌は別格、しびれます。

この日は、さらにイケメンで歌う神主の壮紫(そうし)さんも二胡奏者のSINさんを引き連れてゲスト参戦。神道も加わりさらに盛り上がりました。

法衣を纏ったボブ・ディラン

善念さんの歌を初めて聞いた時、懐かしい日本のフォークや、初期のボブディランのように感じました。それは演奏のスタイルではなく、一見難解に思えるのだけど、どこか共感してしまう歌詞から受けるものだと思うのです。

心に抱える苦悩や喜びや迷いをまともに、真っ正直に表現していると感じたのです。そんな善念さんを「法衣を纏ったボブ・ディラン」と名付けました。

今風に言えば一周回って現れた「心を歌にする人」でしょうか。いつの時代も苦しい青春時代に寄り添う不可欠なシンガーが現れるなあ、なんて思っていたら、善念さん自身が15歳のときにボブ・ディランに衝撃を受けたと後になって知りました。それ以後の彼の青春も個性的で今の歌づくりや生き方の原点になっているようです。

ブログ「ぜんねん和尚〜こころの風景」も大変ユニークで、読んでいると何というか、自分は充分おじさんなんだから、帰ってはいけない若さに帰ってしまいたくなる、そんな危うさが漂っていて、一発でファンになりました。(あくまで個人の感想です。w)

彼を、彼の歌を待っていた人、救われる人、そんな人がこれからたくさん現れるのが見えたいつもと違ったラ・カーニャの夜でした。

善念さんと坊主バンドの今後がとっても楽しみです。

寅(a.k.a.林裕之)


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